連盟情報
所信
会長 立川 了大
日頃は(一社)徳島県水泳連盟の主要事業に御支援や御協力をいただき、関係団体の皆さまに対し心より感謝と御礼申し上げます。
2024年度を振り返りますと、競泳競技では、SAGA2024国民スポーツ大会で井川愛心選手(徳島県:中学3年生)が50m自由形で8位、100m自由形で7位、第64回全国中学校水泳競技大会でOKSS(高岡佑衣、大村葉音、笠原のこ、井川愛心)チームが4×100mメドレーリレーで5位、中野真凛選手(鳴門教育大学附属中学校2年生)が200m個人メドレーで6位、400m個人メドレーで7位、渕上結夢選手(鴨島第一中学校3年生)が400m自由形で7位入賞となりました。また中野真凛選手(同)はシンガポール遠征日本代表選手団にも選出され、次年度に向けさらなる活躍が期待されています。
飛込競技では、第100回日本選手権水泳競技大会2024飛込競技で森岡さくら選手(四国大学4年)が、女子1m飛板飛込で優勝、女子3m飛板飛込3位に入賞し、社会人となる今年度も飛躍を期待しているところです。
当連盟では競技力向上とともに、選手層の拡大、各競技の普及に向けて全力で取り組む所存です。
競技力向上(選手派遣・選手強化)事業においては、強化指定した小中高生の選手が、継続して合同練習会や体験練習会に取り組める環境を整え、一貫した選手育成を図りながら競技力の向上を目指します。また科学的な根拠に基づいた効果的なトレーニング方法と練習計画、年齢に応じたスポーツ栄養サポート等、選手、保護者、指導者が一体となって取り組んでいけるよう選手強化を図って参ります。
競技会運営推進事業では、主管団体であります(公財)日本水泳連盟と連携しながらレベルの高い競技会運営の実現を目指します。昨年度は、14年ぶりに四国学童選手権水泳競技大会を「蔵本公園・むつみスイミング」で開催しましたが、荒天のため1日に短縮された大会でした。大会では、新しい施設や機材を効果的に活用し、単なる競技会ではなく来場者が楽しめる環境づくりを施し、四国の競技役員一丸となった大会運営ができました。今年度も引き続き本大会を実施します。選手一人一人の力が存分に発揮でき、生涯心に残る大会にしたいと考えています。
指導者養成事業では、スポーツ文化の創造やスポーツの社会的価値向上に貢献できる指導者の養成を目指します。また指導現場における体罰・ハラスメント等の防止の徹底にも努め、スキルアップやフォローアップ等の支援を行うとともに、定期的な講習会を実施し指導力の向上を図ります。
生涯スポーツ・普及事業では、日本水泳連盟が目指す、すべての人を対象に「日本マスターズ事業」、「水泳の日開催事業」、「泳力検定事業」、「優秀団体表彰」、「安全な水泳教育の普及」、「スポーツ環境保全活動の啓発、推進、情報発信」の6本の柱を大切にしながら、「スイムスマイルプロジェクト」を進めています。各事業を県内で展開しながら、「水泳を通して、自分の命、人の命を守ることができる」環境づくりを推進してまいります。
総務関係では、昨年度に引き続きガバナンスを強化し、コンプライアンスの遵守の徹底に努めます。
また、今後の財務基盤安定化を図るため、自主財源の確立に取り組んでいるところです。また広報事業では、SNSなどを活用しながら、情報提供や競技結果をタイムリーに発信していきます。
最後に、徳島県水泳連盟の上部団体である、(公財)日本水泳連盟が創立100周年を迎え、新たなステージの挑戦と日本水泳界の未来に向けて、水泳界が一丸となった「オールジャパン体制」を掲げています。当連盟といたしましても、水と共生できる社会の実現を目指しながら、水を利用するスポーツのチカラで、水泳を通じて明るく健康的な未来へ向けた活動を広げていきます。関係団体をはじめ、関係各位の皆様には、これまで以上の御理解と御協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
2025年4月1日
委員会からのお知らせ
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